鳥取夏至祭

Tottori Midsummer Improvisation Festival

音、踊り、まちとの出会い


2021年の鳥取夏至祭は無事終了。
田中良子さんの写真をアップしました。トップのタブで選択してください。
2022年のH Pができました。https://geshisai.jimdosite.com

鳥取夏至祭2022募集要項


鳥取夏至祭は2017年から開催している即興音楽とダンスを鳥取のまちなかの様々な場所で展開しているフェスティバルです。

初期の頃より

  •  鳥取の皆さんに即興音楽やコンテンポラリーダンスといった自由な表現に触れてもらう機会を作る
  •  鳥取の面白い場所、空間の発見
  • 国内外のインディペンデントなアーティストのネットワーク形成

を目標としてあげ、毎年20人―30人のアーティストに参加していただいてきました。

昨年、一昨年は新型コロナウィルスの流行により、県外の皆さんの来鳥を控えさせていただき、ワークショップを経てのオンライン・オフライン併用型のフェスティバルとなりました。鳥取県は小さな県で医療体制等の問題もあり、まだまだ県内の警戒は根強い状態が続いています。

しかしながらライブパフォーマンスならではの出会いの場を作るべく、最大限皆さんをお招きできるようにと考えるようになりました。事前にPCR検査を受けていただく、宿の確保などお手数をおかけしますが、最後まで諦めず、できる限りのことをしていきたいと思います。予算等の都合もあり、県外からのご参加はこれまで鳥取夏至祭に参加いただいた皆様及び関係者の紹介による応募のみを受け付けることとします。 

これまで5年間で関わってくださった方は100名を超えており、皆さんが鳥取への興味関心をお持ちくださっていることに感謝します。つきましては以下のようなイベントの概要を作成しましたので、参加をご検討ください。

県外の皆さんのご応募は終了しました。鳥取大学生、県内の皆さんのご応募は受け付けております。お問い合わせください。

 

イベント概要

日時:2022年6月18・19日(土日)、17日は「夜のわらべ館」リハーサル。日本時間

場所:わらべ館、久松公園


17日夜:「夜のわらべ館」のリハーサル(18時半から20時半くらい)

参加可能な人はこんなことをしますというのをみんなに見せます。(当日は参加者同士が見合うことができないので、ここで交流ができれば。この日に参加できない方は、4月24日、5月22日、6月5日の「おととからだであそぼう」にご参加いただき、パフォーマンスを行いたい場所の希望をあらかじめお知らせください。

県外の方は2020年作成のわらべ館紹介映像をご覧いただき、なんとなくイメージを膨らませていただければ。もちろん17日にご参加できるようであればウェルカムです。



18日昼:久松山周辺(10時半から15時くらいまで(予定))

 久松山は鳥取城のあった場所で鳥取市内を見渡すことができる山です。現在整備中で、櫓跡の整備や橋を復元させるなど見どころ満載。これらを周りながらパフォーマンスを行います。久松山頂上へも可能であれば登ることができたらと考えています。(楽器の種類等工夫が必要です。)なお市街地に近いですが、熊と猪が出るということで、熊鈴など音を鳴らしながら登ることはむしろ望ましいとのことです。

なお、雨天時は鳥取市教育センター体育館で開催することになります。



18日夜の会:夜のわらべ館(19時から(予定))

夜のわらべ館を特別開館。様々な場所でパフォーマンスを展開し、参加者はグループに分かれ懐中電灯を持って探検して回ります。(案内係も募集しています)


19日午前:「おととからだであそぼう」夏至祭拡大版(11時から)

子供たちの集まりやすい午前中に設定、晴天時は屋外でのびのび楽しみましょう。(雨天時はいべんとほーる)



募集要項

参加資格:県内の方

鳥取在住の方はこれまでの参加経験は問いません。即興音楽やダンス、様々な芸術表現をすることに興味のある方。今回県内の方へは交通費(1000円)をお支払いします。PCR検査等については各自の判断でお願いします。

参加資格:県外の方

(募集は終了しました)

これまでの鳥取夏至祭に1回以上参加したことのある方。その紹介を受ける方。また事前にPCR検査を受け陰性であることを参加条件とします。(PCR検査キットをお送りします)

 交通費サポートシステム:

  •   今回コロナ感染拡大の影響で夜行バスなどの移動方法が難しくなっています。(鳥取ー京都、広島、福岡、東京の夜行バスがなくなりました。また、飛行機も減便されています)また、合宿状態での宿泊などリスクが大きくなることからホテル等宿を含め皆さんに確保をお願いします。関東からは航空券付きパックツアーが一番安上がりになります。
  • 宿泊を2泊1万円として交通費サポートの上限を以下のように設定し、実費での精算とします。
  • 関西、中国、四国:3万円
  • 関東、中部、北陸、北海道、九州、沖縄、山口:4万円



ジャンル:
即興音楽やダンス、演劇、映像、大道芸などジャンルは問いませんが、その場で臨機応変に他者とのコラボレーションに対応しながら楽しみつつ参加できる人。


応募方法:
グーグルフォーム に以下の内容を記入してください。
https://forms.gle/JPz5bRKxPajZ4mb57

(氏名、(芸名)、連絡先住所、メール、電話番号、過去に参加した夏至祭の年度、300字以内のプロフィール、写真(ポートフォリオでもいいですし、自己紹介の代わりにご自由にどうぞ)これらの情報のうち氏名(芸名)、プロフィール、写真はウェブ上で公表されます。


 

問い合わせ

鳥取夏至祭2022実行委員会
荻野ちよ 、田中悦子、森本みち子、高橋智美、村瀬謙介、信清栄月、井澤大介、岩崎淳志、中村友紀、加藤由布、イフクキョウコ、きのさいこ

鳥取県鳥取市湖山町南4丁目101鳥取大学地域学部附属芸術文化センター木野研究室内

メール:[email protected]

現在鳥取県内実行委員会メンバーでは毎週金曜19時からミーティングが続けられています。どのような形で開催するのが一番楽しいか、迷いつつ、まだまだ変わっていく可能性がありますが、皆さんのご参加をお待ちいたしております。




プレ企画として「おととからだであそぼう」再開します。
説明会も兼ねていますので気軽にどうぞ。

わらべ館とのこれまでの試み

2020年、2021年とわらべ館の皆さんとコロナ下の中、一緒に何ができるのか模索してきました。現在も月1回ワークショップ「おととからだであそぼう」を継続的に開催しています。わらべ館HP:https://warabe.or.jp

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2020年わらべ館紹介映像:2020年は鳥取のメンバーのみでわらべ館を紹介するショートフィルム(ライブ)を作成しました。解説:長嶺泉子(わらべ館学芸員)映像配信協力:里田晴穂


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2021年夜のわらべ館映像:わらべ館の夜の特別開館。5グループに分かれて、密を避けるつつパフォーマンスを見て回りました。撮影:里田晴穂

鳥取夏至祭2021番外編

全国のサポートアーティストさんが鳥取夏至祭2021番外編としてナイトミュージアム のために鳥取を想って送ってくださった映像です。

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2021鳥取夏至祭(大脇理智、イフクキョウコ、大脇凡、山口)

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風が吹いている(吉福敦子、東京)

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2021 なぎさふりかへる(宮北裕美、京丹後)

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Tottoriのおもいで(ニイユミコ、京都)

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projet totori 2
石和田尚子(ダンス)、Nelly(撮影)、Nawel(映像出演)(フランス・マルセイユ)

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Tottori MEETING  INTERNAL ORGANS(ヒジカタハルミ、京都)

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Tori (宝栄美希、石川)

鳥取夏至祭とは

鳥取に移り住んだ踊子が2017年にはじめた即興音楽とダンスのお祭り。鳥取市内の空きビル、公園、広場などあらゆるところでパフォーマンスを行い、まちなかで見かけた市民の皆さんと仲良くなったり、コロッケをもらったり。昨年はコロナウィルス感染予防の観点から、県外にいるアーティストとのオンラインイベントを中心に開催しました。そんなゆるやかでのびやかな鳥取でしか味わうことのできない一期一会です。


夏至祭の基本理念

わたしたちは踊りたいから踊り、奏でたいから奏でる。音楽もダンスも美術も。今、ここで作り出されるその瞬間を楽しむために、即興に着目し、劇場を抜け出して街の様々なところではじめてみます。音楽家もダンサーもアーティストも観客も通りすがりの町の人も一緒に巻き込み巻き込まれ、そうして新しい何かが生まれます。かつては音楽もダンスも人生も切り離すことのできない一つのものでした。プロもアマチュアもジャンルも垣根を越えて、ただ遊ぶところから。

それが鳥取夏至祭の理念です。

2021年のごあいさつ

2017年からはじまったこの「鳥取夏至祭」は5年目を迎えました。私(木野)が鳥取に赴任し、この街を知っていくのと共に、新たなパフォーマンススペースや出会いを求めて開拓を続け、鳥取県外の友人ダンサー、音楽家が立ち寄る機会となりました。コロナウィルス感染対策もあり、オンラインとオフラインの併用型になって2年目。小さくてもできることをし続けることの大切さを改めて思います。学生たちの1年は短く、今、ここで出会えなかったらもしかしたら一生出会うことはない。だからこそ、継続していかねばねらないのです。

ナイトミュージアムでは昨年行うはずだった企画をやっと実現します。県外のアーティストは来ることができなくなりましたが、その分鳥取の面白い人々に出会いました。普段は普通に学校の先生や公務員などお仕事をしている、でも一本筋の通ったアーティストがぽろぽろと出てきました。アートも地産地消。今こそ鳥取でなければできない表現を鳥取から発信していくことが大事なのではないでしょうか。自分の住む場所の良さを発見し、誇りを持つこと。オリンピックやコロナに踊らされることなく、独自の文化を生み出し続けること。いろんな人がそれぞれの立場で意見を述べることができる場所。鳥取はそんな場所になっていくのではないかという予感がします。

一方で、現実社会ではそんな当たり前のことがしにくくなっているとも感じます。時代による変化というのはありますが、少数派の声は後回しにされ、経済効果だけが求められてしまう。芸術の価値は、お金でははかれないものですが、集客数や話題性だけに囚われてしまう傾向があります。国のお金をもらっているのだから国のいうことをいえと言われかねない始末。鳥取夏至祭はもう一度遊ぶところから考え直してみようという試みです。面白おかしい大人達に巻き込まれながら、学生達も一緒に脱線してもいい人生の豊かさを作り出す、そんな試みです。お金の問題じゃない。ほんたうのさいわいとは何か、それを問うための運動体が作られていくことを目指しています。

今年から鳥取夏至祭の実行委員会に個人名を入れました。メンバーやわらべ館の皆さんに支えられるようになり、少し規模が大きくなりました。変な先生だなと思いながら巻き込まれる学生さんも増えてきました。この子達がまた新たな星となり、いろんな人に出会うきっかけになっていくかもしれないと信じています。

これまで参加してくださった皆さん、鳥取を気にしてくださっている皆さん、いつの日か、またこの土地でお会いできる日を楽しみにしています。鳥取夏至祭実行委員会の皆さん、参加者の皆さん、わらべ館の皆さん、いつもありがとうございます。楽しい時を過ごしましょう。たとえこの世の中は真っ暗闇になっても、その記憶が光となる。だからこそ。 


木野彩子



鳥取夏至祭のこれまで

•2017年駅周辺の賑やかなエリア(風紋広場、けやき広場、ヤマネデンキ(現office24)、袋川土手など)

•2018年とりぎん文化会館周辺の文教地区と呼ばれるエリア (とりぎん文化会館中庭、県立博物館、わらべ館、カルマ、真教寺公園など)

•2019年比較的静かな住宅街エリア(樗谿公園、鳥取東照宮、樗谿グランドアパート、Hospitale(旧横田医院)など)

•2020年オンライン・オフライン開催(わらべ館)

何が起こるの?

2021年のプログラムの紹介

誰が参加するの?

出演者のプロフィールなど。
鳥取県内の参加者募集中です!

お知らせ

鳥取夏至祭Twitterが2022年は早速再開しました。

@tottorigeshisai
毎年夏至までしか働かない子ですが、卒業生が頑張って運用してくれています。配信用アドレスはこのHPかTwitterでお知らせします!


赤井あずみさんにartscapeでご紹介いただきました。

即興って?

improvisation(インプロビゼーション)。楽譜や振付といった決まり事に頼らず、その場で感じることをもとに作り出していく手法。音楽、ダンス、演劇、美術それぞれに発展しています。相手の反応や場所により多様に変化するため、まさしく一期一会。 

それぞれの感覚、直感や身体といった個性を生かし、かつ「今、ここで、出会うための」試みです。この小さな出会いが種となり、いつかの作品へと成長していきます。さ、踊りましょ。奏でましょ。 

 

 

鳥取夏至祭2021 

コロナウィルスの感染拡大が進行する中、「芸術文化のあゆみを止めてはいけないのではないか」とわらべ館の方と相談し、開催を決定したのが今年の3月。それからできることを模索してきました。多くの都道府県で緊急事態宣言が出される中、アーティストを招くのではなく、鳥取県内のアーティストで行うべく、計画を立て、これまで関わってくれていた県外の皆さんには映像等でサポートしていただく形にしました。また、会議システム Zoom を利用したワークショップや実行委員会を毎週2回程度、定期的に開催し、この企画の運営を行ってきました。

昨年の経験が生かされ、オンラインの表現や可能性の模索に拍車をかける一方、生身の身体の表現の豊かさを改めて感じます。身体から発している波動のようなものはやはりオンライン・映像ではなかなか味わうことができないものです。そのような喜びを噛みしめながら、今年も夏至を迎えることができました。今回くることができなかった皆さまに愛を込めて。

詳しく知りたい方へ

お気軽にお問い合わせください。

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